2012年06月23日

エンゲージリング

忘れもしない2001年のクリスマス。

このとき恋人だった妻、そしておかあさんがPIPPOの家でクリスマスを祝った。

このとき、おとうさんは仕事のため日本でお留守番。

イタリアでは、というよりもPIPPO家では、毎年ツリーを飾り、そのまわりにプレゼントを並べる。

妻とおかあさんが持参したプレゼントもその中にあった。

晩餐を終え、いよいよプレゼント交換だ。

PIPPOは心臓が張り裂けそうなぐらい緊張していた。

そう、今回はエンゲージリングを渡すからだ。

緊張のあまり言葉が出ない・・・モジモジしながら無言のまま渡してしまった。



妻は不思議そうにプレゼントを開け、笑顔で"Grazie”とは言ってくれたが、彼女の反応がうすい・・・

伝わったかな?PIPPOの気持ち・・・

そうこうして年が明け、妻とおかあさんは日本へ帰って行った。

あのとき不思議そうな顔をしていた理由を、後日談で妻から聞いたのは、つい最近のこと。

プレゼントを開けて指輪が入っていて嬉しかったけど、これをどう解釈していいのか分からなかったという。

プロポーズだと早とちりして、後で落ち込むのもツライし、どう反応していいか迷った挙句にあの反応になったというのだ。

そこは、やはり言葉を添えてほしかったようだ。

プレゼントをもらってから帰国するまで悩み、さらに帰りの飛行機の中で、おかあさんにこんなことを訊ねていたようだ。

「ねえ、これ(ダイヤのついた指輪)って、どういうときにプレゼントするのかなぁ」

これを聞いたおかあさんは呆れて、こう答えたという。

「馬鹿だねお前は」

妻にしてみれば、確証が持てなかったのだろう。

今となっては笑い話だが、当時の妻にとっては真剣に悩んだに違いない。

やはり言葉を添えてやるべきだったと、今更ながら反省するPIPPOであった。


Posted by pippo at 10:01│Comments(0)
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