2010年08月05日
パスタの道具 ~ガルガネッリ~
今回紹介する道具はガルガネッリ(garganelli)という
エミリア=ロマーニャ州に伝わる手打ちパスタをつくるための道具だ。
今ではこれをつくる職人の数が減り、イタリアでも入手が困難になっている。
とても小さな道具で、手のひらを広げたぐらいの大きさだ。
付属の棒に四角くカットした生地を巻きつけ、
櫛の部分に当ててぐるりと回せば溝ができて、ソースが絡まりやすくなる。
この道具の由来は、
カペレッティというパスタを作る際に余った四角い生地に機織りの櫛の部分で溝をつけて
マカロニを作ったのが始まりだと云われている。
この機織りの櫛は昔はどこの家にもあったようだ。
そしてガルガネッリ(意味:鶏の首)という名前は、このパスタの形状が
鶏の首の部分に似ていることから、そう呼ばれるようになったらしい。
こういった伝統的な道具が、時代の流れとともに消えていってしまうことを
とても残念に思う。

エミリア=ロマーニャ州に伝わる手打ちパスタをつくるための道具だ。
今ではこれをつくる職人の数が減り、イタリアでも入手が困難になっている。
とても小さな道具で、手のひらを広げたぐらいの大きさだ。
付属の棒に四角くカットした生地を巻きつけ、
櫛の部分に当ててぐるりと回せば溝ができて、ソースが絡まりやすくなる。
この道具の由来は、
カペレッティというパスタを作る際に余った四角い生地に機織りの櫛の部分で溝をつけて
マカロニを作ったのが始まりだと云われている。
この機織りの櫛は昔はどこの家にもあったようだ。
そしてガルガネッリ(意味:鶏の首)という名前は、このパスタの形状が
鶏の首の部分に似ていることから、そう呼ばれるようになったらしい。
こういった伝統的な道具が、時代の流れとともに消えていってしまうことを
とても残念に思う。

Posted by pippo at 22:26│Comments(0)│道具
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
コメントフォーム