2009年09月23日

古い甕(かめ)

PIPPOの家には古い甕がたくさんある。
これらには筆で墨をたらしたような模様があるのだ。
聞けば妻の祖母が梅干しや漬物を漬けたり、醤油を入れたりして大切に使っていたものらしい。
もっと時代の古いものになると、この筆書きの模様がないのだそうだ。
受け継いだ甕の中にもいくつか模様のないものが存在する。
祖母の先祖は笠間焼の窯元で、彼女の母親(曾祖母)が嫁いでくるときに嫁入り道具と一緒にこの甕も持ってきたらしい。
祖母が東京に嫁ぐ際に、この甕の幾つかを嫁入り道具と一緒に持って行ったのだそうだ。
そんな歴史ある甕を長男である妻の父が受け継いだ。
現在残っているのは、写真に写っている他に小さめのものが一つ。
この小さいのは模様が入っていないので古いのだと思う。
これは彼女の母親が気に入って味噌入れとして使っている。
PIPPOは甕のことは詳しくないが、家族にとって大切なものはPIPPOにとっても大切なものであることはわかった。
現在この甕はインテリアとして家の中に飾られている。
PIPPO宅にお越しの際には、是非ご覧ください♪
【参考】
写真は柿釉水瓶
古い甕(かめ)


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Posted by pippo at 17:02│Comments(0)道具
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