2012年03月31日
スコップ型のキャディスプーン!
PIPPOの家には、デザインの面白い小さなスプーンが幾つかある。
これらの正体はキャディスプーン(茶葉の計量用のスプーン)だ。
その中にスコップの形をしているものがある。
スコップ型はバーミンガムで多く製造されているデザインで、他の地域ではあまり見かけない。その形状から、すぐにバーミンガム製であることが分かるらしい。
かなり古いスプーンだが、なんとこの小さなスプーンには5つもの刻印がついているではないか!

これらの刻印から次のような情報を読み取ることができる。
Standard Mark :銀純度刻印 ライオン(スターリングシルバー)
Assay Mark :産地刻印 イカリ(バーミンガム)
Date letter :年号刻印 C (1826年製造表示の C )
Maker's Mark :製造工房 IB( John Bettridge )
DutyMark :ウィリアム国王 4世 (ジョージアン)
特にDutyMark(納税マーク:国王ウィリアム四世の横顔の刻印)がつけられているものは、英国の課税対象とされていたもので、イギリス王国に納税をした証明となるものらしい。
ハンドル部分には白蝶貝(マザーオブパール)が使われているが、この手のキャディースプーンで状態の良いものは現地(英国)でも入手が困難なのだそうだ。
カフェの粉をモカにセットするときに使ってみたいが、妻の許可が下りるはずもなく、使うことはままならないだろう・・・
これらの正体はキャディスプーン(茶葉の計量用のスプーン)だ。
その中にスコップの形をしているものがある。
スコップ型はバーミンガムで多く製造されているデザインで、他の地域ではあまり見かけない。その形状から、すぐにバーミンガム製であることが分かるらしい。
かなり古いスプーンだが、なんとこの小さなスプーンには5つもの刻印がついているではないか!

これらの刻印から次のような情報を読み取ることができる。
Standard Mark :銀純度刻印 ライオン(スターリングシルバー)
Assay Mark :産地刻印 イカリ(バーミンガム)
Date letter :年号刻印 C (1826年製造表示の C )
Maker's Mark :製造工房 IB( John Bettridge )
DutyMark :ウィリアム国王 4世 (ジョージアン)
特にDutyMark(納税マーク:国王ウィリアム四世の横顔の刻印)がつけられているものは、英国の課税対象とされていたもので、イギリス王国に納税をした証明となるものらしい。
ハンドル部分には白蝶貝(マザーオブパール)が使われているが、この手のキャディースプーンで状態の良いものは現地(英国)でも入手が困難なのだそうだ。
カフェの粉をモカにセットするときに使ってみたいが、妻の許可が下りるはずもなく、使うことはままならないだろう・・・
Posted by pippo at 19:23│Comments(0)│アンティークシルバー
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