2010年11月23日
タヴォレッタ・ガルガネッリ パスタの道具
前回登場したガルガネッリは機織りの櫛を利用して作られたものだったが、現在では、機織りの櫛は無くなってしまった為、木製のタヴォレッタ・ガルガネッリが主流になっている。

現在のものは壁に掛けられるようになっていて、棒もボード内に収納できるように作られている。
機織り櫛製のものより、はるかに進化して使いやすくなっている。
今、イタリアで機織り櫛のガルガネッリを見つけるのは困難だ。
PIPPOは2つ持っているが、どちらもコレクション棚に鎮座しているため、
実際に使うのは木製タヴォレッタ・ガルガネッリのほうだ。
「PIPPOが持っている」と書いたが、実は妻のコレクションだったりするので
勝手に使えないというのが現状・・・
確かに稀少な道具なので彼女の気持ちもわからなくはない。
エミリア=ロマーニャ州で生まれたガルガネッリの"言伝え"はこちら!
その昔、あるお屋敷で晩餐会が開かれることになり、
そこで働くお手伝いさんたちは、エミリア・ロマーニャ州で伝統的な “カッペッレッティ”をつくることにしました。
しかし、そのために四角く切っておいたパスタが大量にあまり、彼女たちはそれを家に持って帰ることにしました。
そんな彼女たちの中に、当時はどこの家にもあった機織り櫛を利用して溝をつけた手づくりマカロニを作った女性がいました。
これがガルガネッリのはじまりだと云われています。
ガルガネッリという名は、その形状が鶏ののどに似ていることから、そう呼ばれるようになったのだそう。
それがエミリア・ロマーニャ州の伝統パスタとして現在まで受け継がれてきたと伝えられている。
※Cappelletti(カッペッレッティ)=小さな帽子
これからも集めていきたい道具はたくさんあるが、
蚤の市で見つけないと入手できないものも多くなってきている。
さみしい気もするが、これが時代の流れというものなのだろう。

現在のものは壁に掛けられるようになっていて、棒もボード内に収納できるように作られている。
機織り櫛製のものより、はるかに進化して使いやすくなっている。
今、イタリアで機織り櫛のガルガネッリを見つけるのは困難だ。
PIPPOは2つ持っているが、どちらもコレクション棚に鎮座しているため、
実際に使うのは木製タヴォレッタ・ガルガネッリのほうだ。
「PIPPOが持っている」と書いたが、実は妻のコレクションだったりするので
勝手に使えないというのが現状・・・
確かに稀少な道具なので彼女の気持ちもわからなくはない。
エミリア=ロマーニャ州で生まれたガルガネッリの"言伝え"はこちら!
その昔、あるお屋敷で晩餐会が開かれることになり、
そこで働くお手伝いさんたちは、エミリア・ロマーニャ州で伝統的な “カッペッレッティ”をつくることにしました。
しかし、そのために四角く切っておいたパスタが大量にあまり、彼女たちはそれを家に持って帰ることにしました。
そんな彼女たちの中に、当時はどこの家にもあった機織り櫛を利用して溝をつけた手づくりマカロニを作った女性がいました。
これがガルガネッリのはじまりだと云われています。
ガルガネッリという名は、その形状が鶏ののどに似ていることから、そう呼ばれるようになったのだそう。
それがエミリア・ロマーニャ州の伝統パスタとして現在まで受け継がれてきたと伝えられている。
※Cappelletti(カッペッレッティ)=小さな帽子
これからも集めていきたい道具はたくさんあるが、
蚤の市で見つけないと入手できないものも多くなってきている。
さみしい気もするが、これが時代の流れというものなのだろう。
Posted by pippo at 12:56│Comments(0)│道具
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