2009年02月08日
デザインの打ち合わせ!in LILIA・川口文化センター

今日はオペラの舞台デザインが出来上がったので、ディレクターとリリアで打ち合わせ。デザインを披露した。
デザインを見るなりディレクターの表情が変わっていくのがわかった。
眉間に寄っていたしわがとれ、にわかに表情が明るくなってきた。どうやらこのデザインに満足していただけたようだ。その表情をみて、ほっと一安心。
今回の制作にはかなりの時間を要したので、安堵感と同時に一気に疲労が噴き出したように体の力が抜けた。
今回手がけたのは今年の3月13日(金)にリリアで公演されるモーツァルトの「フィガロの結婚」の舞台装飾だ。
実は私の本職はアーティストだったりする。
依頼があればポスターデザインやパンフレットデザインなどの仕事もしている。
私は料理もアートだと思っている。
白い皿をキャンパスに、料理で表現する。
色、バランス、味。まさに皿の上の総合芸術である。
帰りの電車で、知り合いのピアニストと偶然隣り合わせになり、仕事の話をしながら帰ってきた。
なんでも毎週ピアノを習うために八王子の先生のお宅まで通っているのだとか。
彼女は今年ルーマニアで開催されるコンサートのオーディションを受けるのだそうだ。もしそのオーディションに合格すれば、晴れてルーマニアの舞台。もしだめだったら東京で自分のコンサートをするそうだ。
それにしても八王子だと片道だけでも3時間ぐらいかかりそうだ。。。そういう彼女からはピアノにかける情熱を感じた。きっと、その情熱は聴く人に伝わることだろう。
気づいたら、もう22時をまわっていた。
妻が駅まで車で迎えに来てくれていた。
普段はコワイ妻だが、こういうときは優しさを感じる。気のせいだろうか。。。
Posted by pippo at 23:39│Comments(0)│オペラ勉強会
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