Diario di PIPPO　～ピッポの日記～

マルゲリータといえば、すぐにPIZZAを思い浮かべるが、実はパスタにもマルゲリータがあるのだ。

パスタのマルゲリータは、100種類以上あるパスタの中のひとつで、※ピッツァ・マルゲリータのような逸話は存在しない。

※ピッツァ・マルゲリータ
バジル、モッツァレッラ、トマトでイタリアの国旗を表現したピッツァで、その昔、ナポリを訪れたマルゲリータ王妃のために作られたと云われている。

マルゲリータ王妃：イタリア王妃　（在位：1878.1.9－1900.7.29）
マルゲリータ・マリーア・テレーザ・ジョヴァンナ・ディ・サヴォイア＝ジェノヴァ
"Margherita Maria Teresa Giovanna di Savoia-Genova"　（1851.11.20－1926.1.4）　

さて、話がピッツァのほうに脱線したが、今回はパスタのマルゲリータ。
このパスタには、n.12という番号が付けられているほかに"Formato Speciale"と付記してある。
どうやら麺の巾が特別仕様のようだ。
おそらく通常のものよりも巾が細いのだろう。

これは塩で有名なシチリアのトラパニという町にあるFratelli Gallo社のパスタだ。
種類によっては地域限定のものもあり、PIPPOの出身地であるフィレンツェではあまり見かけない。

麺の形状は平たく両端が波打っているのが特徴で、ソースが絡みやすくできている。
茹で時間は8分だ。

今回のソースはトマトベースでシチリアらしくトンノ（ツナ）を使ってみた。
仕上げにパルミジャーノをかけて出来上がり！

ん～♪　Buonissimo!!!