2013年05月10日
妻が見つけてきたものとは・・・
今日、妻が見つけてきた本。
『教会の基本』(枻出版社)だ。

これまたマニアックな本を見つけてきたものである。改心して良妻にでもなろうというのだろうか。
それだったらPIPPOも嬉しいが、「らしく」なくなってしまうのも寂しい気もする・・・と勝手に思いを巡らせていたが、どうやら大違いだったようだ。
以前、イタリアRAI制作のドラマ「CHIARA E FRANCESCO」を観てからというもの、彼女の中でカトリック教会がブームになってしまったようだ。
なるほど、それでこの本を購入したわけか。
そういえば、フィレンツェの町中で「神様が欲しい」と訳の分からないことを言っていたのを思い出した。彼女の言う「神様」とは聖像のことで、イタリアの家庭にはふつうに置いてあるものである。
一般的な聖像は聖母マリアやヨゼフだが、彼女が欲しがっているのは、ドラマに出てくるフランチェスコゆかりの十字架なのだ。
この十字架は、フランチェスコが建て直したとされるウンブリア州のアッシジにあるサン・ダミアーノ修道院"Convento di San Damiano"にかけられているもので、こんな話が伝えられている。
ある日のこと、フランチェスコが朽ちた教会で祈りを捧げているときに、この十字架から「私の家を建て直しなさい」という声が聞こえ、それをきっかけに私財を投じて教会を建て直し、貧しい人々を助けるようになったというもの。
マニアックな本だと思ったが、ごく基本的な教会でのマナーや教会内でみかけるマーク、歴史などがわかりやすく解説されていて面白い。PIPPOたちイタリア人にとってのカトリックは、授業として学校のカリキュラムに組まれているものという感覚だが、こうして授業から解放された視点から見てみると、また違った感じで新鮮だ。
考えてみれば、PIPPOは日本のカトリック教会に行ったことがないが、いつかこの本に掲載されている長崎にある五島の教会を訪れてみたい・・・そんなことを思わせてくれる一冊だ。
『教会の基本』(枻出版社)だ。

これまたマニアックな本を見つけてきたものである。改心して良妻にでもなろうというのだろうか。
それだったらPIPPOも嬉しいが、「らしく」なくなってしまうのも寂しい気もする・・・と勝手に思いを巡らせていたが、どうやら大違いだったようだ。
以前、イタリアRAI制作のドラマ「CHIARA E FRANCESCO」を観てからというもの、彼女の中でカトリック教会がブームになってしまったようだ。
なるほど、それでこの本を購入したわけか。
そういえば、フィレンツェの町中で「神様が欲しい」と訳の分からないことを言っていたのを思い出した。彼女の言う「神様」とは聖像のことで、イタリアの家庭にはふつうに置いてあるものである。
一般的な聖像は聖母マリアやヨゼフだが、彼女が欲しがっているのは、ドラマに出てくるフランチェスコゆかりの十字架なのだ。
この十字架は、フランチェスコが建て直したとされるウンブリア州のアッシジにあるサン・ダミアーノ修道院"Convento di San Damiano"にかけられているもので、こんな話が伝えられている。
ある日のこと、フランチェスコが朽ちた教会で祈りを捧げているときに、この十字架から「私の家を建て直しなさい」という声が聞こえ、それをきっかけに私財を投じて教会を建て直し、貧しい人々を助けるようになったというもの。
マニアックな本だと思ったが、ごく基本的な教会でのマナーや教会内でみかけるマーク、歴史などがわかりやすく解説されていて面白い。PIPPOたちイタリア人にとってのカトリックは、授業として学校のカリキュラムに組まれているものという感覚だが、こうして授業から解放された視点から見てみると、また違った感じで新鮮だ。
考えてみれば、PIPPOは日本のカトリック教会に行ったことがないが、いつかこの本に掲載されている長崎にある五島の教会を訪れてみたい・・・そんなことを思わせてくれる一冊だ。
Posted by pippo at 01:13│Comments(0)
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