2012年09月16日

イタリア料理と文化の講習会 in ジャッジョーロハーブハウス

いよいよ当日を迎えた、銀座にあるジャッジョーロハーブハウスでの講習会!

数か月前から楽しみにしていた企画である。

早めの電車に乗り、9時到着を目指して銀座へGo!
お店に到着したのは9時少しまえ。

このジャッジョーロハーブハウスはイタリアのフィレンツェにある世界最古の薬局、サンタ・マリア・ノヴェッラのハーブティーがいただけるティーハウスだ。入口に到着するとフィレンツェの薬局を彷彿とさせるポプリの香りが心地よく店内へと誘ってくれる。

9時半まで停電なので、暗い店内で手探り作業だ。
気づけば、いつの間にか店内が明るくなっていた。

妻と店長YUKIさんはプロジェクターとPCの作動確認で大わらわ。

な、なんと映像も音も出ない!!どうしたものか・・・

YUKIさんの大奮闘のおかげで、なんとか窮地を脱し、映像も音声も出るようになり正常に作動することを確認して準備完了!

前日に仕込んだメインのドルチェの出来も上々だ!

11時をまわり、いよいよ講習会のスタートだ。

イタリア料理と文化の講習会 in ジャッジョーロハーブハウス


まずは店長YUKIさんのあいさつから。

続いてはPIPPOによるズッパイングレーゼのデモンストレーションだ。

デモンストレーションが終わり、再び厨房に戻るPIPPO。

プリモとセコンドの準備に追われるPIPPOを助っ人してくれたのはハーブハウスのスタッフのお二人、TakeuchiさんとTannoさん。Grazie mille!!!

その間、今日の料理の説明とメインであるドルチェについてトークを始めた妻だったが、このあと驚愕の1時間半ノンストップトークショーを繰り広げることになるとは、誰も予想だにしなかっただろう。

ジャッジョーロハーブハウスに因んだサンタ・マリア・ノヴェッラを中心としたフィレンツェについての話を延々としている妻。途中、YUKIさんとの漫才のような場面もあり、場は盛りあがっていた。

妻たちが話をしている間に運ばれたお料理は、アンティパストとしてハーブハウスの特製ハーブサラダ、プリモピアットのオレンジ風味のペンネ、セコンドピアットのポテトのタルトだ。

気づけはプリモもセコンドも終わり、メインのドルチェタイムに♪

ドルチェとハーブティーをいただきながら、あの問題のプロジェクターを使っての映像公開。映像は2005年に帰省した際に撮ったフィレンツェやトスカーナの街並みの写真を編集したもので、G線上のアリアにのせて映像が切り替わっていく仕組みになっている。

映像の最後は、フィレンツェを治めていたメディチ家の当主、ロレンツォ・デ・メディチの有名な詩で締めくくっているのだが、それをPIPPOが朗読してトークショーを終えるという妻のシナリオを言われるがままに遂行するPIPPOであった。

どれだけ慣れ親しんだポエムであっても、朗読とは難しいものである。そんなことを実感した瞬間だった。

Quanto e’ bella giovinezza
che si fulge tuttavia
chi vuol essere lieto sia:
del doman non v’e’ certezza

Lorenzo de Medici

「青春は いかばかりか美しき
されど それは はかなく過ぎゆく
楽しからん者は大いに楽しめ
明日の日は 確かならず」

ロレンツォ・デ・メディチ

こうして、楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの時間となった。

講習会にご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

そして全面的にご協力くださったジャッジョーロハーブハウスの店長YUKIさんとスタッフの皆様、本当にありがとう!

心から感謝!
Vi rigrazio!!!


Posted by pippo at 21:03│Comments(0)
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