C3
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Diario di PIPPO ~ピッポの日記~
https://diario.tsukuba.ch
イタリア人pippoの日々を綴ります。みなさん遊びにきてくださいね!
ja
Sun, 25 Mar 2012 04:43:26 +0900
Sun, 09 Mar 2014 15:25:54 +0900
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CLOG
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pippo
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pippoはフィレンツェ出身のイタリア人です。
2002年にフィレンツェで結婚し、妻とともに2003年に来日。
2005年からAmorosoKatoという団体をたちあげ、イタリア文化を広げる活動をしています。
つくば市ふれあいプラザ(茎崎・下岩崎)にて「トスカーナ料理講習会」と「陽気にイタリアン」という2つの講座でトークあり笑いありの楽しい料理教室を開催中です!是非遊びにきてください!!!
そして毎月一回、iiasつくば内のカスミでトスカーナ料理のデモンストレーションをしていますので是非遊びにきてくださいね!!!
現在、筑波学院大学および水戸日建工科専門学校で講師をしています!
また、芸術活動ではオフィス松山(東京)、オペラグループ・コローレロッソ(茨城)と共同でオペラの舞台美術を手掛けています。
時々個展も開催しています♪
トスカーナ伝統料理研究家、キアロスクーロアーティスト
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅩⅣ!
日本では3月はお雛様の月。イタリアでも3月は女性を祝福する月なのだ。
3月8日の女性の日には、男性陣はミモザの花をプレゼントする。プレゼントする相手はヴァレンタインとは違い、母親、妻、姉妹、恋人、職場の女性と様々だ。
今月のドルチェは、そんな女性の日に因んでミモザの花を模った”ミモザのタルト”だ。
今回は、珍しくいつも遅刻をしてくる妻が一番乗りでやってきた。どうしたのだろう??聞けば疲労困憊で道草をする気力がなかったのだとか。
その後、馴染みのメンバーがそろったところで講習会がスタートした!
今月のメニューはこちら!
★Torta mimosa
★Peperoni arrosto
★Ciabatta
★Peposo all'Impruneta
★Torta salata con i broccoli
★vino rosso e bianco
牛すじの煮込みは2時間以上火にかけるため、煮込んでいる間にドルチェづくりだ。カスタードクリームをつくって花弁を模したスポンジをカットし、形成したら冷蔵庫へ!
続いて前菜のパプリカを使った料理に挑戦。「焼いて」「むいて」「あえる」。
次はブロッコリーのタルトづくりだ。伸ばした生地にブロッコリーとハム、チーズをサンドしてオーブンへ!
続けてチャバッタづくりだ。材料を混ぜて発酵させ、あとは焼くだけの簡単なパンだ。
次々と料理が出来上がり、お皿の準備にとりかかる。
いよいよ試食タイム!
まずは白ワインで乾杯!
パプリカのあえものは、自然な甘味がたまらなく旨い!
ブロッコリーのタルトは中のチーズがとろ~りとけて美味しい!
牛すじの煮込みはチャバッタと赤ワインでいただく♪ やわらかくてBuonissimo!!!
最後はドルチェだ。カスタードのやさしい味に癒されながら、楽しく女性の日を祝った。
https://diario.tsukuba.ch/e159542.html
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東京
Sun, 25 Mar 2012 04:43:26 +0900
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ワイン会 in BRiO
神田のBRiOでは、月に一度のペースで料理講習会を開いているが、今回はワイン会に参加してみることにした!
このワイン会は、現在、ワインにハマっているというマスターYoの企画だ。彼のおススメのワイン、赤と白を合わせて18本がカウンターにズラリと並ぶ。
今回は世界2位というチーズソムリエを迎えてのワイン会だ。
どんなチーズが食べられるのか楽しみにしているところである。
PIPPOはトスカーナパンとフンギ(きのこ)料理を担当!
PIPPO家では、チーズとパン、それにワインがあれば立派な夕食になる。
メンバーは初めて会う人がほとんどだ。馴染みの”なりさん”が登場したときには嬉しかったね!
さぁ、会場では既にワインの試飲が始まっている。
チーズソムリエは別の会場での仕事が長引いているため、代理でチーズ販売やイベント企画をしているご主人がチーズをもって登場!
そのころ、妻はすっかりできあがり、今ハマっている『男はつらいよ』の寅さん口調で炸裂状態。
もはやPIPPOにはどうすることもできない域に達してしまったようだ・・・
気がつけば、テーブルの隅でカードセラピーを始めた妻。
すでに寅さん口調から酔っ払い口調になっている妻の話を真剣に聞いている彼等が気の毒でならない・・・
こうして、あっという間にタイムリミットがやってきて、遠方のPIPPOたちは一足先に店を出ることにしたのであった。
https://diario.tsukuba.ch/e158181.html
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東京
Sun, 11 Mar 2012 11:43:25 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅩⅡ!
日増しに寒さが厳しくなる。風邪をひいている人も多くなってきているようだ。
今回は、BRiOのマスターの誕生日ということもあり、みんな手にプレゼントを持って登場!
さすが、マスターをよく知るメンバーは、お酒のプレゼントが多いようだ。
PIPPOと妻は、今話題になっているあの本をプレゼントすることにした。
『心を上手に透視する方法』 著:トルステン・ハーフェナー(サンマーク出版)
おっと、プレゼントの前に料理、料理。
今回のメニューはコレだ!
★tartine con mousse
★Fettuccine al merluzzo
★Pollo all' arancia
★Bavarese di yogurt al miele
Vino bianco e rosso
まずばビールで乾杯をして、教室開始の合図!
誰が云わずとも、それぞれに役割分担をして作業をすすめていく。
順調に調理が進み、まずは前菜が出来上がった!
「味見、味見」
あっという間に3皿のうち1皿を平らげた。ワインと合う一品である。
続いて鶏肉料理にとりかかる。え!オレンジを使うの?
イタリア料理には、果物を使ったものも多く、今回はオレンジの皮と果汁をつかったサッパリ味の一品をつくる。
次に鱈を使ったパスタだ。これもアッサリして美味しい!
最後はヨーグルトを使ったムース。ラズベリーソースをかけて出来上がり!
鮮やかな色のソースに真っ白いムースが美しい。
ほどよい甘みと酸味がクセになる一品である。
こうして、楽しい時間が過ぎ、お開きとなった。
マスター!Buon Compleanno!!!
https://diario.tsukuba.ch/e153652.html
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東京
Fri, 27 Jan 2012 01:07:28 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅩⅠ!
神田BRiOでの料理講習会も21回目を迎えた♪
そんなBRiOは2011年12月1日発行『神田カフェ』(グラフィス・ムック)で時代を超えて愛される学生街の喫茶店ということで紹介されている♪
今回は12月ということで恒例となったクリスマスプレゼントの交換がある。このプレゼントは番号順に並べられ、なんと!あみだくじによって選ぶのだ。
PIPPOにとって、あみだくじは何とも奇妙なゲームに見える。歌いながら思い思いに引かれた線の上を辿ってひとつの番号に辿り着く。
その番号で今回のプレゼントが決まるのだ^0^/
プレゼントを開ける瞬間がたまらなくワクワクする♪
PIPPOはパイナップルジュースと生姜ペースト。妻はジャイアンのトランプとチョコだ。
PIPPOたちがもっていったのは、イタリア製のエスプレッソカップにカファレル社のサンタチョコのセット♪ ロッソとブルーの2種類だ♪
そして今回のメニューはこちら!
★Lasagne con ragu’ di verdure
★Arrosto di Maiale
★Disco di cioccolato
楽しく作って、楽しくいただく。
これぞPIPPO流イタリアン!
あんなに時間のかかった料理だが、あっという間に完食!
美味しくいただきました~♪
また来年1月からBRiOでの講習会がスタートします!
みんな~、今年一年、本当にありがとうございました!
来年もよろしくね~~~^0^/
Buon NATALE e Felice Anno Nuovo!!!
https://diario.tsukuba.ch/e149215.html
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東京
Sat, 17 Dec 2011 00:55:43 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅩ!
「祝20回!」
こうして仲間が集って楽しくワイワイ料理をつくって食べることができるのも、マスターYoが店を切盛りして頑張ってくれているから。
そんなYoを労って乾杯!そして仲間に乾杯!
いつも明るい笑顔で講習会を盛り上げてくれる、そんな仲間に感謝している。
今回のメニューはこちら!
★ Pizzoccheri
★ Pollo con i peperoni
★ Schiacciata alla fiorentina
手で打ったパスタを切りそろえて、ぐらぐらと煮立つ鍋に投入!茶色になるまで煮詰めたバターソースを絡めていただく!バターの風味がパスタによく合う一品だ♪
セコンドは鳥とパプリカを使ったシチリア料理だ。南国シチリアらしい一品。
ドルチェはフィレンツェのお菓子だ。オレンジの風味が食後に合う!
今回はイタリア縦断の料理だ。Pizzoccheriは北イタリア、Schiacciata alla fiorentinaは中部イタリア、Pollo con i peperoniは南イタリア。料理でイタリア縦断の旅!といったところだろうか^0^/
こうして楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの時間となった。来月は14日(水)に開催!一ヶ月後に会いましょう!
https://diario.tsukuba.ch/e145709.html
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東京
Sun, 13 Nov 2011 10:34:26 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅨ!
Caffe BRiOでの料理講習会も19回目を迎えた。
今回は妻は所用で欠席だ。 その影響で写真の枚数が極端に少ないのだ。
急に寒くなり冬の到来を感じるPIPPOだが、BRiO内はメンバーの熱気でぽかぽかだ!
さて、今回のメニューはこちら!
★ Spaghetti con il pesto trapanese
★ Filetto di maiale al BALSAMICO
★ Budino semplice di cioccolato
ワインは白! マスター"YO” のおススメだ!
お料理は、あっという間に完食! 食後の団欒で寛いでいると、そこへほろ酔いぎみの妻が乱入してきた!
あれ?用事って飲み会だったの?
どうやら会社の懇親会だったらしい。
こうして19回目の講習会はお開きとなった。
https://diario.tsukuba.ch/e143276.html
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東京
Sat, 22 Oct 2011 10:51:05 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅧ!
神田BRiOでの講習会も18回目を迎えた。
今回は、ちょうどPIPPOの誕生日と重なり、ワクワクどきどきの開催となった。
いつも遅刻の妻だが、今回は誰よりも早く到着したのには驚いた。
PIPPOの誕生日を覚えていてくれたのか、それとも単なる偶然か。
19時をまわった頃からメンバーが集まりだした。
妻は珍しくセラピーカード持参だ。 とはいえ、これはPIPPOが持参したものだが^0^;
今回のメニューはこちら!
★ Risotto con i piselli
★ Maiale arrosto con vino rosso e uva
★ Bavarese al caffe'
PIPPOが厨房で調理をして、カウンターではメンバーが下準備に追われている中、妻はカフェの片隅でセラピーカードのセッションをはじめていた。
一人ずつ順番にセラピーを受けて、それぞれの思いを胸にカウンターに戻ってくる。
戻ってくるメンバーの表情は、なにかスッキリとして見えた。
こうして料理が出来上がり、いよいよ試食タイム!
グリーンピースのリゾットは、なぜか懐かしい味がした。
ブドウを使った肉料理を山梨の親せきに伝えたいと言っていたのはデザイナーのMARIさん。
カフェのババロアのやさしい味に、みんなの心も和やかに。
最後にPIPPOの誕生日を祝って、たくさんのREGALOをいただきました~♪
● オーストラリアのとってもレアな蜂蜜の蒸留酒「ミード(蜂蜜酒)」
● 長野の有名なリンゴの発泡ワイン「CIDRE(シードル)」
● PIPPOの誕生日のチョコレート「365 Days Chocolates」
● そしてメンバーの気持ちをいっぱい!
GRAZIE MILLE!!!
https://diario.tsukuba.ch/e139372.html
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東京
Thu, 15 Sep 2011 23:39:34 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅣ!
カフェの入口は自動ドアのスイッチをOFF!
扉の向こうには開放的な空間が広がっている!
なにか楽しい予感がするぞ♪
今回のメニューはこちら!
★ Sfincione Palermitano!
~パレルモのピッツァ~
★ Braciolettine!
~ポークサンドグリル~
★ Mouse di Cioccolato!
~チョコレートムース~
★ VINO BIANCO E VINO rosso
ワイン(赤・白)
まずはピザ生地をこねる!
生地をねかせている間にドルチェづくりだ!
グリル料理につかう食パンのミミに、ボウルに残ったチョコレートムースをちょいとつけてつまみ食い。
こういうのがたまらなく楽しいのだ!
あちらのテーブルでは、薄切りポークで具を包んでいる。どんな料理に変身するのか楽しみ♪
おっ!メガ肉登場!
通常一枚で巻くところ、具が足らなくなり二枚重ねにした超特大サイズ!
誰が食べるのかな~♪
いよいよ発酵したピザ生地を伸ばす時間だ。
適当な大きさに伸ばした生地を天板にのせて、その上に具をトッピングしてオーブンへ!
通常のピザとちがうパレルモ(シチリア)の伝統料理だ。
かくし味にあの魚を使っているのも南イタリアの料理らしい。
ほどなくしてピザが焼きあがり、食べている間にメイン料理をオーブンへ!
ピザ生地の中にはとろ~りチーズが入っている!
サクッとした食感とチーズのとろみが食欲をそそる。
トッピングの具がほどよく酸味を効かせ、口の中はシチリアをおもわせる懐かしい味に。
あっという間にピザを平らげ、次はメインのグリル料理だ!
食パンをつかったメインってどんな料理?
串焼きのような・・・サンドイッチのような・・・
不思議な料理だ。
口にふくんだ瞬間、なんともいえない幸せな気持ちがこみ上げてくる♪
「おいしいー!」
そういえば、メガ肉は誰がゲットしたのだろう?
最後はドルチェの登場!
ほどよく冷えたムースは甘~いがイタリアの香りがして美味しい♪
最後はPIPPOの架空の弟「フィリッペ」の話で盛り上がり、お開きとなった。
https://diario.tsukuba.ch/e125944.html
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東京
Thu, 19 May 2011 22:53:12 +0900
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帰宅困難
金曜日の午後、PIPPOは神田で打合せのため常磐線に乗っていた。
佐貫駅に到着したときにスゴイ揺れを感じた。
まもなくアナウンスが入り、車外に出るよう指示が!
それに従いPIPPOを含む乗客たちは電車を降りて改札に向かった。
駅の広場に停車している自動車がまるで踊っているかのように激しく揺れていた。
PIPPOは東京に行くのを諦め、家に電話をすることに。
しかし通じない。携帯も通じない・・・
どうする!PIPPO!!
そうだ!歩いて帰ろう・・・
しかし車を駐車している「ひたちのうしく」まではかなりの距離がある。
タクシー乗り場は長蛇の列。バスはなし。
やむなく歩くことにした。
歩けど歩けど辿りつかない・・・
6号国道は大渋滞。
ちょうど牛久にさしかかったとき、ようやく妻と連絡がとれた。
彼女は社内に缶詰状態。
帰宅許可がおりないのだ。
たとえ許可が出ても常磐線もTXも高速バスも全線運休で帰る手段がない。
やむなく社内泊をすることになったようだ。
会社からは晩と朝に非常食として缶パン、圧縮パン、レトルト五目飯、コンビーフ、水の配給があったようで、それでしのいだようだ。
一方PIPPOは1時間半ほどかけてようやく「ひたちのうしく」に到着し、ぱんぱんになった足に鞭打って車で帰宅。
荒川沖まで点灯していた街灯だったが、土浦市街地に入ったとたん、街の中全体が真っ暗闇。
どうしたのだろう停電か?
案の定、家の中は真っ暗闇。懐中電灯も何処にあるか探せない状態。
本やCDは部屋いっぱいに散乱し、ガスも水もない。
しばらくすると電気がつき、とりあえずポットの湯は湧かすことができた。
食糧庫にカップ麺があったことを思い出し、PIPPOとおとうさん、おかあさんの3人でカップラーメンを食べた。
なおもひっきりなしに余震が続き、不安な一夜を過ごした。
こうして朝を迎え、妻の帰りを待つことに。
早朝6時、妻から電話が入った。
夜のうちに復旧した私鉄で東京在住の社員たちは帰っていったが、依然JRは復旧の見込みがなく足止めされているようだった。
高速道路も閉鎖され高速バスも使えない。頼みのTXも運転の見込みがないようだ。帰る手段はタクシーのみ。
しかしタクシー代がかなりの額になることで躊躇していると、そこへ上司がやってきて
「こんな事態だから特別だぞ」と言ってタクシーチケットを渡してくれたのだそうだ。
運よくつくば方面に帰る人が同じ部署にいたようで、一人よりは心強い。
既に時間は午前9時半をまわっていた。
何としても今日中に帰りたい妻たちは早速タクシー会社に連絡してみたが、パンク状態で繋がらない。
そこで路上でつかまえる作戦に出たようだ。
しかし通過していくタクシーはどれも乗客を乗せているものばかり。
しばらくして支払いをしているタクシーを発見!
よし!つかまえよう!
運よくタクシーをつかまえて帰路についたまではよかったのだが・・・
6号に入ったとたん大渋滞が待っていた。
動かない、とにかく動かない。
高速道路が閉鎖されている影響だ。
向島までくるのに既に7時間という時間を要していたようだ。
こんなときに妻の携帯は電池切れで連絡がつかない。
心配でじっとしていられないPIPPO。
しかし無事を願ってじっと待つしかないのだ。
時間はもう22時をまわっていた。
どこにいるんだろう・・・
すると携帯が電池切れのはずの妻から連絡がはいった。
聞けば緊急連絡用の会社の携帯をつかったらしい。
疲れきった声で「つくばセンターまで迎えにきてほしい」と。
PIPPOは急いでつくばセンターに向かった。
そのころ妻たちは大渋滞の6号を抜け出し、我孫子から408号に向かって土手沿いを走っていたようだ。
東京23区内専門のタクシー運転手は、暗闇の道に戸惑いながらも果敢に走り続け、ようやく408号に出ることができたそうだ。
そのときタクシーの料金メーターはすでに割増表示になり5万円を超過。
やむなくつくばセンターで降ろしてもらうことにしたらしい。このとき時間は22時30分をまわっていた。
あのまま6号を走っていたら、もっと到着が遅れたことだろう。
こうして東京を出発してから14時間かけて、ようやく帰宅できたのだった。
遠方通勤者にとって、交通機関のマヒは命取りになる。
今回のことで、妻は帰宅困難とはいかなるものかを実感したようだ。
家の中では家具などが少し移動していたが、大した被害もなく安心した。
ただ、プレセピオが落ちて壊れていた・・・
https://diario.tsukuba.ch/e118429.html
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東京
Sun, 13 Mar 2011 12:13:11 +0900
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赤坂うまや
妻の上司であるS氏とは10年来のお付合いをさせていただいている。
そんなS氏から新年会の誘いがあり、赤坂にある「うまや」に連れていっていただいた。
ここが赤坂とは思えないほど閑静な場所に「うまや」はあった。
ここは市川猿之助がプロデュースしたお店で、猿之助の新稽古場が隣接している。
稽古場の入口には「藤間流紫」とあり、写真パネルが設置してある。
うまやに到着したPIPPOたちは店長に導かれながら、しっぽりとした個室に案内された。
席に着くとS氏が「うまや」の誕生エピソードを語りはじめた。
並べられたコースターには「驛」の文字があった。
S氏はPIPPOたちに「馬」に「睪」と書いてなんと読む? と聞くので
「えき」かな? と答えると満面の笑みを浮かべながら「そう」とうなずいてくれた。
そう「驛(えき)」と読むのだ。
さらにこうつけ加えてくれた。
”昔の移動手段は「馬」だった。だから、これを「駅」ではなく「驛(うまや:厩)」と読ませているのだ”と。
なるほど。馬の”駅”だったわけか。
PIPPOは、てっきり食べ物が旨い「うまや」だとばかり思っていた。
店の奥には階段があり、どこかに通じているようだった。
S氏によれば、あれは日本舞踏のお弟子さんたちが稽古のあとで夜食を食べるために店に降りてくるための通路なのだそうだ。
稽古で疲れたお弟子さんたちが、安くて美味しいものを食べられるようにという猿之助さんの優しさが感じられる造りになっている。
ここの店長さんもお弟子さんの一人。
礼儀正しく、気持ちのよいサービスを提供してくれている。
今回はお鍋をいただいた。
九州・博多産の新鮮な野菜や肉を堪能し、地酒を酌み交わしながら、話は尽きなかった。
S氏が大切にしているプライベート空間にPIPPOたちを招待してくださったことに感謝!
Grazie mille!!!
※ 今回の写真は副店長さんが撮影してくださいました~♪
https://diario.tsukuba.ch/e116865.html
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東京
Mon, 28 Feb 2011 23:29:21 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO ⅩⅠ!
BRiOでの講習会も来月でちょうど一年になる。
今回は11回目。
19時を回ったころに、みんなが顔をそろえた。
BRiOの対面にはコンビニがあり、メンバーはよくコンビニに走る。
それは、マイビールを買いに行くためだ。
プシュッ、シュワ~、とビールをあける音がする。
ビールで乾杯しながら料理講習会が始まる。
ここはそんな仲間が集う場所。
今回挑戦した料理はこちら!
☆ Risotto alla zucca e balsamico
~かぼちゃとバルサミコのリゾット~
☆ Pollo in agrodolce
~甘酸っぱい鶏肉料理~
☆ Tiramisu
~ティラミス~
まずはティラミスから挑戦!
卵を卵黄と卵白にわけて・・・
混ぜて、浸して、冷蔵庫へ!
美味しくできますように!
そして鳥肉料理!
カフェ内に甘酸っぱい匂いが充満!
ん~、”オ・ファーメ”、”オ・ファーメ”を連発している。
オ・ファーメ(Ho fame)とは「お腹がすいた!」という意味で、BRiOでは合言葉となりつつある^0^
最後はかぼちゃのリゾットだ!
やさしい味に仕上がったリゾットは、疲れた体を癒してくれる。
そんな味にふれながら、自然に笑みがこぼれる。
そして嬉しいニュースが!
講習会仲間の「なり&かな」ご夫妻に赤ちゃんが誕生しました!
元気な男の子です!おめでとう!!!!!
こうして、あっという間に時間が過ぎ、終電が早いPIPPOたちは急いで神田駅に向かったのであった。
https://diario.tsukuba.ch/e115670.html
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東京
Sat, 19 Feb 2011 00:55:23 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO Ⅹ!
つい此間スタートしたと思っていた神田での講習会も、早いもので10回目を迎えた。
19時をまわったころ、馴染みのメンバーが揃い講習会がスタートした。
「おつかれー!」
「こんばんは~」
「久しぶり~」
それぞれが、それぞれの時間を過ごし、月に一度此処に集まる。
来日8年目にしてPIPPOもようやくそんな時間がステキに思えるようになってきた。
今回のメニューはこちら!
★ Garganelli alla Carbonara
~ガルガネッリのカルボナーラ~
★ Polipo Stufato
~タコのシチュー~
★ Torta al cioccolato
~チョコレートのタルト~
「ガルガネッリってなに~♪」
という一声から始まった今回の講習会では、”鶏のノド”という名の手打ちパスタをつくった。
ソースはカルボナーラ。
ガルガネッリをつくるときに使う道具がオモシロイ!
初めて使う道具に手こずりながらも、器用に道具を使いこなしている。
さすが”愉しむ達人たち”だ。
そして見事にガルガネッリのパスタが出来上がった!
次にタコが登場!
「え!タコ? イタリアでもタコ食べるの?」
という驚きから始まったタコを使った料理はシンプルだ。
豆をベースにしたタコのシチューは、やさしい味で心が温まる一品。
そして最後はチョコレートのタルト!
ん~♪ 香ばしい焼チョコレートがたまらなくBUONO!!!
奥のテーブルでは妻がカードセラピーをしている。
みんなでつくる居心地のよい空間。
PIPPOはそんな空間が好きだ。
あっ!チョコレートタルトの写真、撮り忘れた・・・
https://diario.tsukuba.ch/e110467.html
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東京
Sat, 22 Jan 2011 19:36:09 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO Ⅸ!
Caffe BRiOでのクリスマス料理♪
外は一気に冷え込み、ジワジワと伝わる寒さが冬を感じさせる。
開始は19時過ぎ。
馴染みのメンバーが集まる店内には、寒さなどいつの間にか忘れてしまうほど熱気があふれている。
クリスマスメニューはこちら!
★ Lasagne
★ Pollo con la frutta
★ Bavarese all'arancia
★ Vini(Rosso e Bianco)
みんなでつくって、みんなで食べて♪
楽しくてお腹いっぱいの少しだけ早いクリスマス♪
最後に全員でクリスマスプレゼントの交換!
どうやって交換しようか?
そうだ!”あみだくじ”にしよう!
PIPPOは、このとき初めて「あみだくじ」を知った。
イタリアには「あみだくじ」のようなものが存在しない。
今回のようなランダムなプレゼント交換も初めてだ。
実に面白い!ゲーム感覚で楽しめる方法だ。
PIPPOと妻からのプレゼントはラベンダーの香りをベースにしたイタリアのハンドクリーム♪
そしてPIPPOはアラン・ミリアのジャムセットをゲット!
妻は「かまわぬ」のサンタのポイントがついた手ぬぐいをゲットした♪
こうして楽しい時間は、あっという間に過ぎ、解散となった。
来月は1月19日(水)19時スタートです!
https://diario.tsukuba.ch/e106596.html
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東京
Fri, 17 Dec 2010 23:28:46 +0900
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料理講習会 in Caffe BRiO Ⅷ!
気づけばCaffe BRiOでの講習会も半年が過ぎた。
こうして馴染みの仲間が集って楽しい時間を共有できるのが嬉しい♪
今回作ったのはコレ!
★ Penne al Cavolo
★ Orata al forno con patate
★ Torta di mele
でっかい真鯛料理に歓声があがる!
キャベツソースの優しい味のパスタもいいね!
リンゴのタルトの中身は!しっとりとしていてBuono♪
さらに!
Minoriさんが持ってきてくださった天然酵母のパンも登場!
なんでも彼女の従妹がパン屋さんを近々にオープンするのだとか!
ゆずピールのパンが甘酸っぱい風味でいい感じだった。
そして、そして、ボジョレヌーボーで乾杯!
こうして楽しい時間は、あっという間に過ぎてお開きとなった。
次回は12月15日に開催♪ クリスマス料理をつくりま~す♪
https://diario.tsukuba.ch/e103375.html
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東京
Thu, 18 Nov 2010 22:11:04 +0900
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料理講習会 in caffe BRiO Ⅶ!
今月も”BRiOでイタリアン!”の日がやってきました。
開始はいつものように19時をまわったころ。
仕事を終えたメンバーが集まってくる。
やがて賑やかな笑い声が店内にあふれ、活気に満ちてくる。
おやおや、店の片隅でMoretti(イタリアのビール)を飲んでいるのは誰だ?
今回のメニューはこちら!
3種類のピザとフォカッチャ、ドルチェとワイン♪
★ Pizza con i gamberetti
★ Pizza con i funghi
★ Pizza con tonno e cipolle
★ Focaccia con olive e procsiutto
★ Bavarese la Cioccolato
★ Vino rosso e bianco
生地をこねこね、発酵させて ふっくらと♪
生地をのばして さぁ、なにをトッピングしようかな♪
オーブンから芳ばしい香りがしてきたらチーズをのせて完成!
さぁ!焼きたてのピザをBuonappetito!!!
食後はドルチェで決まり!
甘すぎないチョコレート風味とオレンジがよく似合う。
今回はナント!飛び入り参加で妻のセラピーカードが登場!
次回もカードが登場するよ♪
お楽しみに^0^/
https://diario.tsukuba.ch/e99256.html
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東京
Thu, 14 Oct 2010 21:42:15 +0900
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料理講習会 in caffe BRiO Ⅵ!
19時!BRiOでの料理講習会は6回目を迎える!
さぁ、馴染みのメンバーで楽しくスタート!
先月は妻が欠席のためブログUPをしていなかったが、
今回はバッチリ!と思いきや・・・
なんと!PIPPO、PIPPO、PIPPOは肝心のカメラを忘れてしまい、
妻の顔色を見ることに・・・叱られることは必至だ・・・
と、そこへ救世主が現れ、このピンチを救ってくれたのであった!
その救世主こそ、この回のメンバーである「なり&かな」ご夫妻!
ありがとう!!!
Grazie mille!!!!!
ということで、今回の写真は「なり&かな」撮影のものです♪
さすが!素敵に撮れています!
今回のレシピはこちら!
☆Salsicce con i fagioli
~白いんげん豆のソーセージ添え~
☆Pappardelle al sugo di carne
~ミートソースのパッパルデッレ~
☆Crema al limone con salsa di cioccolato
~レモンクリームのチョコレートソースがけ~
☆Pane Toscano
~トスカーナのパン~
☆Vino
~ワインなど~
まずパスタをこねる!こねる!!こねる!!!
ふわふわすべすべになるまでこねる!
みんなの手からでるぬくもりでパスタの味が変わります。
家庭によってパスタの味が違うのは このせいなのかもしれない。
それはノンナ(おばあちゃん)の味だったり、マンマの味だったりする^0^
さぁ!いよいよパスタマシーンをつかってパッパルデッレをつくるよ!
最初は慎重に慎重に生地を伸ばしていく。
段々慣れてきてスピードもアップ!
ん~、みなさん手つきがいいですね!あっという間に麺が完成♪
その頃厨房では、PIPPOが白いんげんの料理に取りかかっていた。
にんにくとローズマリーの香りが空腹にはたまらない。
早く食べたい!
パッパルデッレのソースは3時間ほど煮込んだラグーだ♪
やはり打ちたてのパスタはBuonissimo!!!
あっという間に完食!
このラグーソースはパンにつけて食べてもサイコーにウマイ!
ぜひお試しを!
そして白いんげんの料理はやさしい味に仕上がった。
お夜食に嬉しい一品だ。
こうして食事が終わったころに特別ゲストの登場だ!
何やら金銀キラキラの器をもって登場したお兄さんは
優勝カップなどを専門に製造している工房の職人さん。
その技術は代々受け継がれ、彼で11代目だという。
金と銀から出るそれぞれのイオンによって飲みものや食べ物の味を瞬時に変えるという。
第二部は、その貴重なカップを使っての試飲会だ。
ワイン、ビール、紅茶。
不思議なことに雑味がとれてまろやかな味になる。
しかも金と銀では味が変わるのだ。
こんな贅沢な器で飲めるなんて、とても貴重な体験をさせていただいた。
こうして すっかりほろ酔い気分になったころ、
KEIKOさんからサプライズが♪
PIPPOの誕生日に花のプレゼントをいただきました^0^
Grazie mille!!! Sono molto felice♪
気づけば時間は22:30をまわっていた。
慌ててBRiOを後にしたのであった。
みんな~!楽しい時間をGrazie mille!!!
https://diario.tsukuba.ch/e96124.html
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東京
Thu, 16 Sep 2010 23:44:55 +0900
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Marunouchi OAZO!
そう。神田のCaffe BRiOでの講習会がある日は、丸の内まで足をのばして
OAZO内にある丸善に立寄ることにしている。
ここ丸善は洋書の取り扱いが多く、在庫がなくても欲しい本をすぐに手配してくれるのが嬉しい。
今回は掘り出し物を見つけた!
それはナント!洋書コーナーの片隅でボロボロになりかけていた丸善内で唯一、
一冊だけ残っていた本。
『DIZIONARIO PER IMMAGINI』
これは”外国人のための”またはイタリア人の子ども向けのイラスト付の辞書だ。
使い勝手がよく、重宝しそうだ!
長い間本棚の隅に追いやられて折れなどが入っていたので、
洋書コーナーの担当の人に
「在庫はありますか?」
と尋ねたところ、「少々お待ちください」といって、親切そうな店員が対応してくれた。
あいにく在庫がなく、イタリアから取り寄せるのだという。
1ヶ月半から2ヶ月待てば入荷できるとのこと。
できればすぐに欲しかったPIPPOは、
「国内で在庫はないのですか?」
と尋ねると、すぐにイタリア書房に問い合わせてくれた。
しかし閉店時間になっていたようで連絡が取れない状態。
そこで勇気をふりしぼって聞いてみた。
「少し値引きできますか?」
本の状態を見た店員は「少々お待ちください」と言って奥に入って行った。
ほどなく戻ってきた店員が
「少しならお値引きできます」とおっしゃってくださったので、
即購入することに決めたのだ。
丸善の良心的な対応に、すっかり満足したPIPPOであった。
日本で実際に取引されている値段はPIPPOが支払った額よりもかなり高いようだ。
この本と出会えたことも、あの店員さんが対応してくださったことも
すべてがFORTUNA(幸運)だったのだろう。
Grazie mille!!!
https://diario.tsukuba.ch/e91256.html
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東京
Thu, 29 Jul 2010 22:15:19 +0900
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料理講習会 in caffe BRiO Ⅳ!
一ヶ月という月日が経つのは早いもの。
先月のBRiOでの料理講習会が昨日のことのように記憶に新しい。
今月も楽しい仲間と一緒にイタリアンをつくり、堪能しました~♪
今日のメニューはこちら!
☆Busiati ~シチリアン・マカロニ~
☆Capunatina di melanzane ~ナスになった魚!~
☆Pane Toscano ~トスカーナのパン~
☆Zuppa Ibglese ~PIPPO流ズッパ・イングレーゼ~
みんなで力を合わせて捏ねた生地でシチリアン・マカロニに挑戦!
初めて作ったとは思えないほど、みなさんBRAVI!!!
とても美しい仕上がりになりました!
約1時間、じっくり煮込んだラグーソースに絡めてBuona ppetito!!!
テーブルセッティングはKEIKOさんのアイディアで
スペイン製のステキなクロスを使用!
ロール式になっていて、一枚一枚同じサイズにミシン目が入れてあり、
必要な枚数だけ手で切って使えるようになっている。
色も店内の壁にあわせられ、ステキな演出となった。
そして素敵なご夫婦からは、
前回作ったフォカッチャを自宅で実践したという嬉しいご報告がありました♪
美味しくできてよかったです^0^/
今回の料理もぜひ作ってみてくださいね♪
そして、そして、今月誕生月のみなさん!
Buon Compleanno!!! (誕生日おめでとうございま~す!)
みなさ~ん!お疲れさまでした~♪
来月は18日にお待ちしています^0^/
https://diario.tsukuba.ch/e89542.html
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東京
Thu, 15 Jul 2010 01:23:44 +0900
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神田三原堂
今日は夕方からBRiOでイタリア語のレッスンをした。
レッスンまで時間があったので、神田の街を散策がてら
神田西商店街を通り抜けて南口をちょっと行ったところにある老舗の三原堂まで和菓子を買いに出た。
そう、お饅頭が大好きなおとうさんへの贈り物だ。
店に到着してみると、もう夕方だったので、豆大福は2個しか残っておらず、
とりあえず豆大福2個と、創業八十八年を記念してつくったという
ピンクの桜寿最中と神田っ子最中、そして創業以来作り続けられている大最中を購入。
贈り物用にと丁寧に包装していただいた。
粋な店主の威勢のよさに下町の良さを感じた。
土曜の夜は家族でパーティー♪
PIPPOの創作メニューが登場する予定だ!
神田三原堂はこちら!
http://www.kandamiharado.com/
https://diario.tsukuba.ch/e88752.html
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東京
Wed, 07 Jul 2010 23:21:51 +0900
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鎌倉橋 ~神田~
PIPPOは週に数回、東京に出かける。
東京に行く日は、妻と一緒に帰ることにしているのだ。
そんな妻を迎えに行く途中にある普段何気なく渡っている橋。
真上に首都高が走り、本当に目立たない、地味な橋。
この橋の名前を「鎌倉橋」という。
実はこの橋には忘れてはならない歴史が刻まれていたのだ。
橋の欄干に目をやると、いたるところに第二次世界大戦の空襲時に受けた弾丸の痕が残っている。
昭和19年から20年にかけての米軍の空襲により、この辺り一帯は殆ど消失し廃墟と化したようだ。
こうした中、この橋は後世へ伝える貴重な戦跡として当時の姿のまま残されている。
数年前に「まちの記憶」と題した案内板が設置された。
何だろうと読んでみると、そこにはこう書かれてある。
”日本本土市街地への空襲が始まる”
「鎌倉橋欄干には、
1944年11月の米軍による爆撃と機銃掃射の際に受けた銃弾の跡が大小30個ほどあり、
戦争の恐ろしさを今に伝えている。」
66年前に、この地で実際に起きた出来事。
毎日何気なく渡っている橋。
静かに佇むその橋は、今日も私たちを見守ってくれている。
https://diario.tsukuba.ch/e88183.html
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東京
Fri, 02 Jul 2010 22:03:06 +0900