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Diario di PIPPO ~ピッポの日記~
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イタリア人pippoの日々を綴ります。みなさん遊びにきてくださいね!
ja
Sun, 26 Feb 2012 13:46:43 +0900
Sun, 09 Mar 2014 15:25:54 +0900
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pippo
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pippoはフィレンツェ出身のイタリア人です。
2002年にフィレンツェで結婚し、妻とともに2003年に来日。
2005年からAmorosoKatoという団体をたちあげ、イタリア文化を広げる活動をしています。
つくば市ふれあいプラザ(茎崎・下岩崎)にて「トスカーナ料理講習会」と「陽気にイタリアン」という2つの講座でトークあり笑いありの楽しい料理教室を開催中です!是非遊びにきてください!!!
そして毎月一回、iiasつくば内のカスミでトスカーナ料理のデモンストレーションをしていますので是非遊びにきてくださいね!!!
現在、筑波学院大学および水戸日建工科専門学校で講師をしています!
また、芸術活動ではオフィス松山(東京)、オペラグループ・コローレロッソ(茨城)と共同でオペラの舞台美術を手掛けています。
時々個展も開催しています♪
トスカーナ伝統料理研究家、キアロスクーロアーティスト
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NAPOLETANA
今回は昔ながらの不思議な形のエスプレッソメーカーをご紹介!
昔はイタリアでエスプレッソメーカーというと、このナポリ式が主流だったと聞いたことがあるが、PIPPOの故郷フィレンツェでは見かけたことがない。
上下に取っ手がついた奇妙な形をしているが、一体どうやって使うのだろう。
説明書を要約するとこう書いてある。
「コーヒーの粉をセットして、水を入れて火にかけて、沸いたらひっくり返してドリップする」
ナポレターナのブランドといえば、このイタリア・ILSA社製。専用のガスリングを使用すれば、ガス台にもうまくセットできる。
もともとは大麦カフェを入れるための道具だった。この大麦カフェは"ORZO”といい、ノンカフェインなので、PIPPOも子供の頃によく飲んだ。
しかし、道具はナポレターナではなく、フィレンツェで主流のビアレッティ社製のもので入れていた。
大麦カフェは、日本でいう麦茶を濃くしたような味がして、香ばしくて美味しい!
https://diario.tsukuba.ch/e156965.html
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道具
Sun, 26 Feb 2012 13:46:43 +0900
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Mucca Express
先週、丸ビル内を歩いていたら、ある店の店頭に素通りできないモノを発見!
発売当初から気になっていたが、衝動買いできる値段ではなく諦めていたのだ。
それが、なんと!この店では破格値で売られていたのだ。これなら衝動買いできるとばかりに2台購入。
その日のうちに、店頭にあった数台は完売。店への問い合わせも殺到したようだ。
翌日には元の値段に戻り、サンプルが置かれているだけだった。
それがコレ!BIALETTI社のMucca Express(ムッカエクスプレス):カプチーノメーカーだ。
クリーミーな泡が気軽に家で楽しめる♪ カプチーノの他にカフェラッテもできるのが嬉しい。
今回ゲットしたのは、牛柄と鏡面仕上げ無地の2台。 どちらも正常に作動して美味しいカプチーノを入れることができた♪
これでまたひとつ、休日の楽しみができた。
https://diario.tsukuba.ch/e154660.html
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道具
Sat, 04 Feb 2012 09:11:44 +0900
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笠間のLITTLE BOXで見つけたモノ
初詣の帰りに妻が立ち寄ったのは、ガラスの手作りアクセサリーやアンティークを扱うLITTLE BOXという笠間市内に3店舗ほどあるお店だ。
毎年、初詣の帰りに立ち寄るのだが、今回見つけたモノとは・・・袋から取り出されたのを見てPIPPOは目を疑った!
なんと、メスフラスコォォォ・・・
なんでフラスコ??何に使うの??
妻によれば、これはアローガラスの透明摺りで、新品を買うと高いのだそうだ。ちゃんとフタもセットなのが嬉しいと言って喜んでいる。
だからといって、これを買ってどうする気なのか??PIPPOの頭の中は「?????」
聞けば、本来の用途とはまったく違う使い方だがオリーブオイルの色を見るために使うのだそうだ。
ときどき、彼女の発想(妄想)について行けなくなるPIPPOである。
https://diario.tsukuba.ch/e150670.html
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道具
Mon, 02 Jan 2012 19:53:32 +0900
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ASSISI ~アッシジ~
ウンブリア州ペルージャ近郊のウンベルティデという町にあるNUOVA CER社製の陶器♪
レモンと黒オリーブの実をモチーフにした絵柄はイタリアらしい。大きなトレイとサラダボウル、それにガーリックポットだ。
ガーリックポットにはイタリア語で "Aglio” と書いてある。 これは「ニンニク」のこと。容量がたっぷりあって使い勝手がよい♪
サラダボウルは思っていたよりも大きく、器の縁が大きくウェーブしているのでサーバーが置きやすく、これまた使いやすい。
トレイも他の陶器と同じデザインなので、セットで使えるのが嬉しい^0^/
ウンブリア州といえば、アッシジが有名だろう。 アッシジといえばフランチェスコを思い浮かべるが、最近、妻がフランチェスコの生涯を描いたDVDを入手した。これは完全イタリア語版で字幕もイタリア語だ・・・イタリアの学校では、フランチェスコについて学ぶ機会が多く、誰もが知っている聖人だ。その物語はドラマ化され、テレビでも放映されていた。最初のドラマは1972年のもので、妻が入手したものは2007年版。物語のベースは一緒だが、昔のもののほうが各シーンが丁寧に表現されていて、重みがあってよかったような気がする。こちらは日本語版のDVDも販売されているようだ。
さらにアッシジにはカレンディマッジョ"Calendimaggio"という5月の第1木曜日から3日間行われる春の祭典がある。これは13世紀に繰り広げられた二つの家族の権力争いに因んで1921年に開始された祭典で、1954年以降になって公式行事になった民族的な祭りだ。
今度帰省したら、アッシジを訪れてみたくなった。
https://diario.tsukuba.ch/e146546.html
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道具
Sun, 20 Nov 2011 19:53:41 +0900
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レジネッテの道具
"Reginette” (若い女王様)という名をもつパスタ、レジネッテ。
この名前の由来は、その形状がドレスについているレースのヒラヒラを連想させるからというもの。
サヴォイアの若き王妃マファルダ女王(Mafalda Maria Elisabetta Anna Romana di Savoia)のドレスのレースに見立ててレジネッテと名づけられたと伝えられている。
今回の道具は真鍮製の刃を持ち、なかなか重量があるので使いやすい。 しかし、麺にギザギザをつけることはできるが、機械でつくるようなウウェーブをつけられないのが残念だ!
形状的には、パッパルデッレに近いだろうか。 これはナポリ近郊で多く食されている厚みのあるパスタだ。 そうだ!ラグー(ミートソース)でいただくことにしよう!
https://diario.tsukuba.ch/e144010.html
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道具
Sat, 29 Oct 2011 21:43:15 +0900
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水牛のスプーン
先日、妻が古木でつくった椅子を購入し、その送料があと少しの買い物で無料になるということで急遽選ばれたのがこのスプーンらしい。
みれば水牛のスプーンだ。
一本一本模様が違い、二つとして同じものはない天然素材のスプーン。
持ってみた感じがやわらかい。
水牛のスプーンはキャビアをいただく際に使われることで知られているが、他に金・真珠貝・骨・磁器・木などのスプーンを使うのだそうだ。
しかもキャビアは一時間以上空気にさらしてしまうと風味が落ちるのだという。
なんとも繊細な食材だ。
ところで、PIPPOはキャビアを食べない。
さて、このスプーンをどう使おうか。
そうだ!妻によれば店頭に「アイスクリームスプーン」と書いてあったという。
それならばアイスクリームを食べるのに使うことにしよう!
とはいえ、一本しかないのである・・・
せめて家族分ぐらい買ってくればいいものを・・・
https://diario.tsukuba.ch/e131351.html
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道具
Wed, 29 Jun 2011 22:24:50 +0900
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イリス・ハントバークのブラシⅡ
なにかと重宝するイリス・ハントバークのブラシ!
今回はジャガイモなどの根菜を洗うためのブラシだ。
ブラシの毛が堅いので、力の加減で皮までむけてしまうが、むく手間が省けるという点では便利だ。
使い終わったブラシは、水気をとって乾燥させ、木の部分に適量のオリーブオイルをぬるだけ。
地味なブラシだが、妙に存在感がある。
この素朴感が心地よいのかもしれない。
軽くてにぎりやすく、とても使いやすい。
ずっと長く使える道具だ。
https://diario.tsukuba.ch/e130704.html
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道具
Thu, 23 Jun 2011 22:56:21 +0900
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イリス・ハントバークのブラシ
PIPPOのお気に入りの道具にIris Hantverk(イリス・ハントバーク)のマッシュルームブラシがある。
これはスウェーデンですべて手づくりされ、天然の素材を使っているところが魅力だ。
このイリス・ハントバークでは、クラフトマンシップを100年以上も守り続けているそうだ。
このマッシュルームブラシはマッシュルームに限らず、どんなキノコにも使えて便利だ。
キノコに付いた土などの汚れを払い落とす専用のブラシ。
天然素材ということもあり、柄の部分が手にしっくり馴染む。
妻もこのブラシを持っているが、彼女の場合はPCのキーボードの隙間のホコリを払うのに使っているようだ。
アイディアでいろいろな用途がありそうだ。
そういえば、イタリアにもキノコ用のブラシがあったが、天然の素材を使ったものではなかったように思う。
https://diario.tsukuba.ch/e130370.html
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道具
Mon, 20 Jun 2011 22:31:35 +0900
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ブルキナファソのバスケット
先週の金曜日のことだ。
食材の買出しのついでに、ひたちのうしくまで妻を迎えに行った。
電車が到着して、ほどなく妻の姿が見えた。
その両肩には巨大な袋がさげられていた。
い、いったいその袋には何が入っているのか・・・
家に帰った妻は、さっそく袋の中身を取り出しはじめた。
中から出来てきたのは、なんとも形の歪んだカゴが4つ。
色もカラフルなものからシンプルなものまで様々だ。
いったい何のカゴなのだろうか。
聞けば、ブルキナファソ産のカゴだという。
ブルキナファソといえばアフリカだ。
今度はアフリカのカゴに凝りだしたのか?
とはいえ、味があって使い勝手のよさそうなカゴだ。
床の上に無造作に置いてもさまになる。
これはインテリアとしても使えそうだ!
このカゴの原材料はブルキナファソ原産の※ナピアグラスという水草で、取っ手の部分に巻かれているのはヤギのなめし革なのだそうだ。
実際にカゴが編まれるのはガーナで、ブルキナファソでは仕上げにヤギのなめし革を巻いているのだそうだ。
歪みは霧吹きで濡らして形を整えられるらしい。
※ナピアグラス:アフリカ原産のイネ科の多年草
見た目はやわらかそうに見えるが、実は堅くてしっかりしている。
確かに水で濡らさないと形を整えるのは難しそうだ。
妻のブルキナカゴ熱はいつ冷めるのだろうか・・・
今後、さらに増えそうな予感がするPIPPOであった・・・
https://diario.tsukuba.ch/e130188.html
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道具
Sun, 19 Jun 2011 14:35:13 +0900
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道具 ~真鍮製のメッザルーナ~
半月型をしたラビオリをつくるのに便利な道具が、このメッザルーナだ。
パスタだけでなく、アップルパイなどのお菓子もつくれるスグレモノ!
カッター部分が真鍮製で適度に重みがあるので、とても使いやすい。
カット面もしっかりと密着するので、中身が出てしまう心配がないのが嬉しい♪
ハンドル部分は木製なので、手に馴染み握りやすい。
これならたくさん作れそうだ♪
何から作ろうかな~♪
https://diario.tsukuba.ch/e109258.html
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道具
Tue, 11 Jan 2011 22:08:57 +0900
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道具 ~真鍮製のラビオリカッター~
ラビオリをつくるときに使用する道具は数多くあるが、
PIPPOは、この真鍮製のカッターのものを推奨している。
真鍮製の刃でカットしたパスタの生地は酸化しにくく、茹でたときにふっくらと仕上がるのがいい。
具にはリコッタとスピナーチを入れるのが定番。
ソースはお好みだが、PIPPOはラグーでいただくのが好きだ。
袋に入った乾燥パスタも便利でいいが、たまの休日には手づくりの温もりが伝わってくるようで、手打ちパスタもいいものだ。
時間をみて年末の休日にでもつくってみよう。
https://diario.tsukuba.ch/e106271.html
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道具
Tue, 14 Dec 2010 21:30:21 +0900
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タヴォレッタ・ガルガネッリ パスタの道具
前回登場したガルガネッリは機織りの櫛を利用して作られたものだったが、現在では、機織りの櫛は無くなってしまった為、木製のタヴォレッタ・ガルガネッリが主流になっている。
現在のものは壁に掛けられるようになっていて、棒もボード内に収納できるように作られている。
機織り櫛製のものより、はるかに進化して使いやすくなっている。
今、イタリアで機織り櫛のガルガネッリを見つけるのは困難だ。
PIPPOは2つ持っているが、どちらもコレクション棚に鎮座しているため、
実際に使うのは木製タヴォレッタ・ガルガネッリのほうだ。
「PIPPOが持っている」と書いたが、実は妻のコレクションだったりするので
勝手に使えないというのが現状・・・
確かに稀少な道具なので彼女の気持ちもわからなくはない。
エミリア=ロマーニャ州で生まれたガルガネッリの"言伝え"はこちら!
その昔、あるお屋敷で晩餐会が開かれることになり、
そこで働くお手伝いさんたちは、エミリア・ロマーニャ州で伝統的な “カッペッレッティ”をつくることにしました。
しかし、そのために四角く切っておいたパスタが大量にあまり、彼女たちはそれを家に持って帰ることにしました。
そんな彼女たちの中に、当時はどこの家にもあった機織り櫛を利用して溝をつけた手づくりマカロニを作った女性がいました。
これがガルガネッリのはじまりだと云われています。
ガルガネッリという名は、その形状が鶏ののどに似ていることから、そう呼ばれるようになったのだそう。
それがエミリア・ロマーニャ州の伝統パスタとして現在まで受け継がれてきたと伝えられている。
※Cappelletti(カッペッレッティ)=小さな帽子
これからも集めていきたい道具はたくさんあるが、
蚤の市で見つけないと入手できないものも多くなってきている。
さみしい気もするが、これが時代の流れというものなのだろう。
https://diario.tsukuba.ch/e103866.html
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道具
Tue, 23 Nov 2010 12:56:27 +0900
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PASSATELLI パスタの道具♪
エミリア・ロマーニャ州のパスタ "PASSATELLI" をつくるための道具。
この昔ながらの道具を作る職人さんが少なくなり、今では現地でも見かけることが少なくなったようだ。
PIPPOは、こうした消えゆく道具に魅力を感じている。実はこれも妻のコレクションだったりするが・・・
この昔ながらの道具は、左右に木のハンドルがついて、使いやすい。
意外と大きなサイズなので、安定感もあり「手打ちパスタ感」があって気に入っている。
現在では従来の道具に代わり、マッシュポテト用の道具を使ってパッサテッリをつくっているようだ。
現地には同形のパッサテッリ用の道具も売られているらしい。
便利だが、何だか味気ない気がする。
このパッサテッリというパスタ、エミリア・ロマーニャ州では堅くなったパンを無駄なく食べるための郷土料理として受け継がれている。
トスカーナ州だと"Ribollita Panzanella"といってパンをスープで煮込んで食べる郷土料理がある。
こうして州によって食べ方や調理法は違うが、堅くなったパンを使ったさまざまな料理がある。
カトリックの国であるイタリアでは、パンは最後まで大切に食べられているのだ。
たかがパン、されどパンである。
古代エトルリアではファーストフードだったというのに・・・
さっそくグラナパダーノ(チーズ)を使ってパッサテッリを作ってみよう!
いや、待てよ・・・あっ!堅くなったパンがない!
パンを焼かないと・・・
https://diario.tsukuba.ch/e101025.html
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道具
Sat, 30 Oct 2010 10:45:14 +0900
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BACCHETTA MAGICA
今日は我家にBACCHETTA MAGICAという道具がやってきた。
これは妻が友人に頼んで手に入れたものらしい。
聞けばヒーリングのときに使うのだという。
BACCHETTA MAGICAは天然クリスタルでつくられ、前面はシルバーで装飾され、さらに7つの石がつけられている。
7つの石は上から順に
☆ ムーンストーン
☆ アメジスト
☆ アイオライト
☆ ペリドット
☆ シトリン
☆ カーネリアン
☆ ガーネット
これらには意味があるらしいがPIPPOにはわからない。
ただ「きれいな石」ということだけはわかる。
https://diario.tsukuba.ch/e97764.html
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道具
Sat, 02 Oct 2010 00:24:42 +0900
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Rame ~ラメ~
目覚めると教会から時を告げるカンパネッラが華麗な音を響かせていた。
朝に鐘が鳴るのは、その日が日曜であることを意味している。
そう、ミサが始まる合図なのだ。
しかしPIPPOは10歳の頃からミサに出席していない。
そんなPIPPOがミサに出るはずもなく、
その日はモンテプルチャーノに小旅行を計画していた。
このモンテプルチャーノにはラメ(Rame:銅)職人の店が数件あり、
そのうちの一軒に立寄った。
このラメ製の鍋は職人が丹精こめてつくっているもので、とても高価だ。
PIPPOはここで妻の星座でもある「水瓶座(Acquario)」のケーキ型を購入することにした。
Cuprum(キプロス島)=Ciproで自然銅が発見されたのはおよそ3000年前と云われている。
銅のラテン語名であるcuprum はキプロスに由来するのだそうだ。
https://diario.tsukuba.ch/e94789.html
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道具
Thu, 02 Sep 2010 23:26:06 +0900
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パスタトレイ!
ブシアーティ、ガルガネッリ、オレッキエッテ、コルツェッティ、カヴァテッリなど
これらの手打ちショートパスタを乾燥させるための道具がパスタトレイ!
今ではイタリアでも見かけることが少なくなった道具だ。
大量生産で袋詰めされたパスタが主流となった今、
昔ながらの道具がひとつ、またひとつと姿を消していく。
イタリアの家庭でも、なかなか見かけることが少なくなった道具たち。
日本に来て、改めてその貴重さに気づかされた。
かつては当たり前のように身近にあった道具が、
今は古(いにしえ)になりつつある。
イタリアの蚤の市で見かけるのは、もう使われなくなった
物置の片隅で埃だらけになって置きざりにされた道具たち。
そんな道具たちを「伝統」という形で残していきたい。
そんな気持ちでいっぱいになる。
https://diario.tsukuba.ch/e92046.html
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道具
Fri, 06 Aug 2010 21:35:13 +0900
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パスタの道具 ~ガルガネッリ~
今回紹介する道具はガルガネッリ(garganelli)という
エミリア=ロマーニャ州に伝わる手打ちパスタをつくるための道具だ。
今ではこれをつくる職人の数が減り、イタリアでも入手が困難になっている。
とても小さな道具で、手のひらを広げたぐらいの大きさだ。
付属の棒に四角くカットした生地を巻きつけ、
櫛の部分に当ててぐるりと回せば溝ができて、ソースが絡まりやすくなる。
この道具の由来は、
カペレッティというパスタを作る際に余った四角い生地に機織りの櫛の部分で溝をつけて
マカロニを作ったのが始まりだと云われている。
この機織りの櫛は昔はどこの家にもあったようだ。
そしてガルガネッリ(意味:鶏の首)という名前は、このパスタの形状が
鶏の首の部分に似ていることから、そう呼ばれるようになったらしい。
こういった伝統的な道具が、時代の流れとともに消えていってしまうことを
とても残念に思う。
https://diario.tsukuba.ch/e91950.html
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道具
Thu, 05 Aug 2010 22:26:07 +0900
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パスタの道具♪
メダルの形をしたパスタをつくる道具corzettiコルツェッティと
ニョッキをつくるときに使う道具”Righina” per gli gnocchiリギーナをご紹介♪
このコルツェッティはリグーリア州に伝わる、
直径6~7cmの両面に模様が入ったメダルのような形をしたパスタで、
これを作る道具もコルツェッティと呼ばれている。
さて、このコルツェッティはクロゼッティまたはクロセッティと呼ばれており、
名前の由来はクローチェ(十字架)からきている。
元々は祝祭日に食する特別なパスタで、一枚一枚祈りをこめながら型抜きをし、
さらに十字架を彫った型で模様をつけるという気のとおくなるような作業を繰り返してつくられていたようだ。
それが次第に貴族がパスタの表面に家紋や家名を入れて食すようになり、
現在では結婚式に両家の家紋入りのパスタが出されているようだ。
今も昔も大切な行事に食されるパスタであることに変わりはないようだ。
トスカーナにはこのパスタも習慣もないが、PIPPOもつくってみようと思う。
次にリギーナ。これはニョッキをつくるときに使う道具だが、実際にはあまり使われていない。
代用品としてフォークを使うからだ。
この”Righina” per gli gnocchi(リギーナ・ぺル・リ・ニョッキ)のリギーナとは
「木製の溝」のことであり、これだけだと何のことだがわからないので「ニョッキのための」という言葉が添えられている。
せっかくなので、リギーナを使ってニョッキをつくってみたいと思う。
https://diario.tsukuba.ch/e81876.html
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道具
Sat, 08 May 2010 11:19:15 +0900
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手づくりの器 ぬくもり
数年前にPAULINOからガラスの器をいただいた。
これを作ったのはPAULINOの奥さんだ。
彼女はガラス作家の大西みゆきさん。
http://www.h7.dion.ne.jp/~shushu/onishi2/onishi2.htm
現在はPAULINOと一緒に北条に移り住み、カフェ・ポステンを開業。
http://www.cafe-posten.com/
写真はみゆきさんの作品。
透明感があり、やわらかさを感じる作品だ。
PIPPOも妻も彼女の作品が好きだ。
風の便りで彼らに赤ちゃんができたと聞いた^0^/
まだお祝いを言っていないが、近いうちに出かけてみよう。
PAULINO、みゆきさん!おめでとう!!!
https://diario.tsukuba.ch/e69979.html
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道具
Thu, 21 Jan 2010 21:07:32 +0900
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手延うどんとタコ唐草
PIPPOの家には伊万里のタコ唐草の器がいくつかある。
妻の愛用しているご飯茶碗、どんぶり、皿はすべてタコ唐草模様。
これが日本では一般的な模様だと思っていたら、そうではなく
実用を兼ねたコレクションであることが判明。
今日のランチは手延うどん。
あのタコ唐草のどんぶりが登場するが、PIPPOは使わせてもらえないのだ。
「うどん」といえば、茹で担当は妻だ。
差し水のタイミングと冷水手もみ作業で麺の”こし”が決まるのだそうだ。
たしかに彼女の茹でたうどんはウマイ。
豪語するだけのことはあるようだ。
しかし、妻には言えないが・・・、
PIPPOはうどんよりも蕎麦のほうが好きなのである。
https://diario.tsukuba.ch/e68852.html
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道具
Mon, 11 Jan 2010 13:11:12 +0900