2014年08月16日

『永遠の0』ロケ地 筑波海軍航空隊記念館 最終章

ロケセット展示ブースの隣にある長官室では、語り部による講演が行われていた。
満席だったため、長官室に続く隣の副官室で立見をしながら、窓辺に立ち 静かに外を眺めながら想像してみた。
もし、明日自分が特攻で飛び立つとしたら、どんな覚悟で、何を思うのだろうと。
この思いを一番に伝えたい人は誰だろう・・・と。
『永遠の0』ロケ地 筑波海軍航空隊記念館 最終章


講演の途中、語り部が「正午になりました。皆さんご起立願います」と言う。
そうか。今日は終戦記念日だった。
いつもは高校野球をテレビ観戦しながら黙祷をささげていたが、・・・69年目の終戦の日に、この場所で黙とうを捧げることができた。
何か、とても厳かな気持ちになった。

ロケブースで見た古いラジオから、終戦を伝える玉音放送を聞いたのだろうな・・・と想像しながら・・・

最後に特攻隊を偲ぶ曲を流して、講演会は終了した。
『永遠の0』ロケ地 筑波海軍航空隊記念館 最終章


靖国の鳥居、日の丸の国旗、桜が満開に咲いている映像を背景に悲しい歌が流れてくる。
胸が詰まり、涙があふれてきた。

ツアーの記念に、プロジェクト実行委員会の方に写していただきました。(ロケブース入口にて)
『永遠の0』ロケ地 筑波海軍航空隊記念館 最終章


映像の中で語り部たちが口をそろえて言っていたこと。
「戦争はしないほうがいい・・・」

PIPPOは、この言葉を忘れないだろう。


Posted by pippo at 13:51│Comments(0)
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