2013年07月12日

アスパラガストング

妻はPIPPOの知らない銀器をたくさん所有している。

どこに隠しているのだろうか。見せれば家族中から避難されること間違いなし。

彼女がよく口にしている言葉がある。

「骨董好きの気持ちがよくわかる」

それを聞くたびに、PIPPOは心の中で叫んでいる。

「あなたもじゅうぶんに”骨董好き”ですから」と。

それにしても、今回見せてもらった銀器は珍しいものだ。 イタリアには存在しない道具「アスパラガストング」というものらしい。



アスパラガス専用のトングなんて、毎日使うわけでもない道具を銀器でつくってしまうというところに驚かされた。

装飾はクイーンズパターンと呼ばれ、刻まれた紋章は「王冠の上に偉大な角をもつ山羊」だ。

紋章に「王冠」を使うことが許されたのはある少数の限られた人々であること、「山羊」は政治に関わっている人物が使えるということを聞いたことがある。

重さは212gもあり、結構ずっしりと重い。

我が家でも あまり出番のなさそうな代物だが、アスパラガスを使った料理をサーブするのには便利そうだ。 そう、使わせてもらえればの話だが・・・

1873年イギリス・シェフィールド製。


Posted by pippo at 15:43│Comments(0)
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