2011年11月03日

コルツェッティ Vol.14

コレクション棚に箱に入れられたまま並べられているコルツェッティたち。15個目は葡萄がデザインされたもので木目に特徴がある。木は白っぽく、所々に細い黒のラインが入り、部分的に白っぽい斑点が集中している。これは何の木だろう?? 



葡萄柄のものは2個持っているが、木の種類や木目によってこんなにも表情が違うものかと驚いた。

コルツェッティマニアの妻曰く、「どれ一つとして同じものがないから面白い」のだそうだ。もちろん木の種類もデザインも違うが、違うのはその点だけでPIPPOにとっては、どれも同じに見える・・・

妻(マニア)の云う「面白い」が、PIPPOにはムズカシイ・・・というか、分からない。

きっと妻にとってもPIPPOの「面白い」を理解するのに時間がかかるだろうし、もしかしたら理解できないかもしれない。

こうして理解できない「ナゾ」の部分があるから一緒にいて面白いのだろう。

今日は祝日だ。イタリアでは一昨日が祝日だった。フィレンツェの実家からスカイプの件で電話があった。 もう何年も会ってないということもあり、スカイプでお互いの顔を見て元気を確認しようというものだ。来年のクリスマスには帰省できるかな。

帰省したら、妻はきっとリグーリアに行きたいと言い出しそうだ。そう、コルツェッティを求めて。

フィレンツェからリグーリアまでは車で3時間ほどかかる。「ピサの斜塔」で有名なPISAを経由してALPI APUANE(アルピアプアーネ)の山岳地帯を越えなければならないので時間がかかるが、眺めは最高だ。

このALPI APUANEでは、かつてミケランジェロも彫刻用の大理石(カッラーラ)を採掘し、ダビデ像やピエタなどの代表的な作品を遺している。 現在ではイタリアのすり鉢用としても採掘され、高値で取引されているが、今、イタリアでもユーロ圏の財政危機による金融市場の低迷によって、付加価値税(IVA)の引き上げや、エネルギー事業者への増税の影響で国民への負担が増えつつある。 こんな厳しい状況下で、伝統工芸を守り、維持していくことは難しいだろう。これも時代の流れなのか。絶やさないでほしいと願うのは無理なことなのだろうか・・・

何だか暗い話になってしまったが、こうした中で廃れつつある「道具」に着目してコレクションしている妻。そんな彼女をみていると希望が湧いてくるPIPPOであった。


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Posted by pippo at 13:15│Comments(0)CORZETTI
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